「本を開けば、、、
自らにふりかかる厄災と、
自らにふりかかるであろう祝福が、
まるで愛しい恋人のように佇んでいたのだ、、、。」
老人は一つ一つ言葉をかみ締めるように話を続ける。
「しかし、途中で怖くなった。
なぜだか分かるかい?
、、、
、、
、
蝕んでいくんだよ、、、そう、本を使い続ける事で広がる私の中の欲望と同じように、、、。
私の中の、人ではない”何か”がね、、、!!!」
手に入れると祝福と富を与えると言われる”サキヨミの章”。
それを回収せよという言婆の命により主人公達は一人の老人にたどり着く。
しかし、老人は過去に身の危険を感じて”サキヨミの章”を燃やしてしまったと言う。
そんな矢先、別の所から”サキヨミの章”が見つかった、という知らせを聞いた。
”サキヨミの章”は二つとはない唯一品であるはずなのに、、、。
老人の言っていた事は確かなのか、”サキヨミの章”のからくりとは何なのか。
主人公達は何も分からないまま回収に向かう事になった。
「ちっ、面倒この上ないわね。刻んでも刻んでも足りないなんて、、、。
わざわざバグの結合部分だけを狙ってやってるのに。
ちょっと○○、あんたのポケットの中になんか使えるモノがあったらさっさとよこしなさい!!!」